「門無雑賓」雑賓に門なし
能力には各々違いがありますが、出来ることは精一杯神様に感謝し、お返しすることを考えて頂いたら、全員何か出来ると思います。人にお会いした時に、ニコニコするのも自分が出来ることの一つです。何も出来ない人はこの世にいないと思います。「雑賓(ざっぴん)に門なし」の格言があります。自分にとってマイナスの人を自宅に招き入れて、いくら真面目に信仰をし、願いごとをしても自分にとってマイナスをまき散らす人、例えば「信仰などしない方がいいよ」などと色々なマイナスを及ぼす人を家に招いて会話やお付き合い、メール交換などをしていると絶対に自分の運勢は高まりません。自分にとって得する人と言えば計算高いようですが、お金の面ではなくて、自分の人間向上にとって得する人とお付き合いしましょう。悪影響を及ぼす人とはドンドン距離を離すべきです。一生懸命信仰している人は悪いことに巻き込まれにくく、巻き込まれたとしても、大難を小難にして頂けます。しかしいくら信仰していても自分自身で努力せず、全てご神仏にお任せは間違いです。
説法で『人間は苦しくて悩む時も、逆に良いことがあった時も、初心に返りなさい』と説かれました。その理由は悩みが多い時は、体の調子を崩すだろうが、良いことがあった時も、調子に乗って身体を壊す。そして考え方も変わると思う。悩みが多ければ多い程、人間は段々とマイナスイメージを抱き、他人に対する言葉もきつくなり、家族に対してもマイナスな言葉をぶつけてしまいます。家族や他人との人間関係も悪くなり、それにより体調を崩してしまう結果となる。逆に良いことがあった時も、有頂天になって会話し、周りの人への思いやりも薄れ、自分の周りから人が居なくなり、結果それに悩み身体を壊してしまう。従って良い時も悪い時も『初心に返れ』と説かれたのです。
一生懸命真面目に仕事もし生活しているのに、運勢が非常に悪い方に聞くと、神棚も仏壇もないという方がほとんどです。後は神棚も仏壇もあるが、置いてあるだけで掃除もしていないし、お水さえ供えたことがない状態。仏壇もいつも戸を閉め、目に入らない様に押入に入れ、閉め切っていて、もちろん拝まない人です。この方々に神棚や仏壇を正しく礼拝しましょう、と伝えると驚くのは90%ほどの方が、「神棚や仏壇を置かせて頂いても良いのですが、拝むのに自信がない。すると失礼になるから返って災いが起きるのではないかと思い、どちらも置かなくなりました」と言います。その答えにご神仏がすかさず『今以上に失礼なことは何も起こらない』とおっしゃいました。色々言い訳をしていますが、ただ面倒くさいだけです。ご神仏は『私も面倒くさいから、あなたを守護するのをやめます。これが真の平等です』と説かれました合掌