よくある質問

Q.聖法院はお寺なのに、何故「院」が付くのですか?

A.

学院、病院、修道院の三つを合わせたものなので、「院」が付いています。

Q.聖法院の宗派は何宗ですか?

A.

真言宗醍醐派です。あの世では、真界宗と言います。

Q.聖法院の名称は、どの様にして付いたのですか?

A.

聖天様と十一面観音様が、聖天様の「聖」と弘法大師様の「法」をとり、正しい法と言う意味でつけられました。

Q.聖法院のマークはどなたが考えたのですか?

A.

聖天様と十一面観音様がお考えになったものです。聖法院のマークは、聖天様の「大根」と弘法大師様の「五鈷杵」とが合体した物であり、大根の「根」は全ての物事の根源を表し、人間の煩悩や怒り、愚かさの根を断ち切って頂くように御神仏にお願いすると共に自分も心迷う事なく、信仰を根気良く続ける事を約束する意味です。五鈷杵は、元はインドの武器でこの利器の力を借りて煩悩を砕き、仏性を表すのに用います。

Q.供養出来るのは、聖法院と同じ真言宗の方だけですか?

A.

どの宗派でも供養出来ます。その為に各宗派の本尊様をお祀りしているのです。

Q.京都本山の本堂には、なぜ三尊の如来様がおられるのですか?

A.

宗派を超越して全てのご先祖様を供養出来る様に各宗派の本尊三体をお祀りしています。それと、霊界の配置(中央:大日如来、右:釈迦如来、左:阿弥陀如来)を再現しているからです。

Q.お寺の中に何故、神社があるのですか?

A.

その場所に関係する神、当所鎮守をお祀りしているからです。

Q.聖法院の行事に参加する意義は何ですか?

A.

例えば、子供が親に遠方から自分の意志を伝える時に電話を掛けるのと同じ様に、自宅で礼拝しても意志は通じます。しかし、電話では親が子供に食物などを与える事が出来ない様に、御神仏のご光臨になられる所に来ることにより、強く多くのお光を頂く事が出来ます。そのお光の量により功徳も違います。その他にも、その行事に参加する為の努力を御神仏が見られていらっしゃいます。

Q.聖法院でお祀りしている御神仏は?

A.

二十四神仏と両界曼荼羅があるので、ほとんどの御神仏をお祀りしています。

Q.聖法院でお祀りしていない主な御神仏は?

A.

曼荼羅の中に全て含まれているので、ほぼないと言っても良いでしょう。

Q.鳴動式とはどの様な意味があり、お米を入れるのは何故ですか?

A.
毎月第一日曜日に聖法院では行っていますが、これは、一ヶ月の御守護に対する感謝と新たな祈願、特に一ヶ月の心のほこりを取って頂き身心共に浄化をはかる意味があります。元来は神道の行事であり、お稲荷様を始め御神仏への感謝と五穀豊穣を祈る為に行います。一生食にありつけるように、一番大切な命を維持する呼吸と食の一つである米をお供えするのです。鳴動式(月例祭)では法話や簡単な勉強会も行っておりますので是非ご参加下さい。

Q.鳴動式のお釜はなぜ鳴るのですか?

A.
物理的な効果と御神仏の力とが相まって鳴ります。従って、御神仏に力を得た鳴動式の場合は、御神仏からのメッセージや伝言等があれば音は止まり、それが終われば又鳴り出します。

Q.護摩の時、何故山伏の衣装になるのですか?

A.
護摩は、インドから伝わり山伏によって今の形が確立されたので、それに則り、山伏の装束で行います。

Q.法螺貝は何故鳴らすのですか?

A.
元は山伏間の合図に用いられ、驚覚と魔除けにもなります。

Q.各々の御神仏より頂ける功徳は、どのようなものですか?

A.
御神仏は万能であるので、何でも聞いて頂けます。ただ、人間が特にある事について聞いて欲しいとお願いしているだけです。

Q.生まれ年によるご本尊は、どの御神仏ですか?

A.
それぞれ、子(千手観世音菩薩)、丑寅(虚空蔵菩薩)、卯(文殊菩薩)、辰巳(普賢菩薩)、午(勢至菩薩)、未申(大日如来)、酉(不動明王)、戌亥(阿弥陀如来)です。

Q.十三仏とは、どういう御神仏のことですか?

A.

亡くなられた方を、日にち毎に導いて頂く御神仏です。

不動明王 (初七日)
釈迦如来 (二七日)
文殊菩薩 (三七日)
普賢菩薩 (四七日)
地蔵菩薩 (五七日)
弥勒菩薩 (六七日)
薬師如来 (七七日)
観世音菩薩 (百ヶ日)
勢至菩薩 (一周忌)
阿弥陀如来 (三周忌)
阿閦如来 (七回忌)
大日如来 (十三回忌)
虚空蔵菩薩 (三十三回忌)

Q.十三仏尊像は、各宗派により違いがあるのですか?

A.
他の宗派にはありません。

Q.仏様は、手に何を持っておられるのですか?

A.
人間が仏像を見た時に、どのような功力を持っておられるのか人間が解りやすい様にした物なので、余り気にする必要はありません。

Q.大日如来様、釈迦如来様、阿弥陀如来様は、何故手に何も持っておられないのですか?

A.
持ち物で象徴される様な片寄ったお力でなく、限りなく万能である為です。

Q.転生輪廻とはどういう事ですか?

A.
自分の行いによって出来る業により、苦しんだり、楽しんだりするのですが、それは、我々が輪廻という苦の輪の中を抜け出すことが出来ず、何度も生まれ変わり生きている為です。輪の外は楽しみしかなく、その輪を抜け出すには、正しい信仰によって善業を作り続け、ある基準点に達しなければ抜けることが出来ません。ですから、少しでも善い行いをし、楽しく幸せな世界に行きましょう。それに善業が増えれば、人間的な幸福感も増すので、一石二鳥なのです。

Q.幸せとは、どういう事ですか?

A.
経済、健康、人間関係の三つに恵まれる事が幸せですが、不滅の幸せを得るには、正しい信仰に巡り合い、続ける事が、現世、死後、来世に迄も続く幸せです。

Q.信仰とは何ですか?

A.
正しい物の見方、考え方、価値判断、苦から離れる為の方法を実践的に学び、自己成長を続け、最終的には、永遠の幸せである涅槃の状態を得るための努力を言います。我々の五感を狂わす心に、しっかりとした不変の基準を与え、物事を正しく判断出来る様にさせるのが信仰の原点です。

Q.どうして信仰をしないといけないのですか?

A.
人間は、三度生まれ変わらなくてはなりません。今世に生まれ、信仰を持つ者として生まれ変わり、また、あの世に生まれる。この三回生まれなければ一人前とは言われません。最終目標である、解脱をして永遠の幸せを得るには、信仰するしか方法はないのです。この世に生まれて絶対にしなければならない事の一つが、信仰なのです。

Q.信仰を始めてすぐに功徳のある人と、長く信仰を続けているのになかなか功徳を感じない人がいるのは何故ですか?

A.
自分自身で積んでいく善を、得分と言います。功徳は、積まれた得分によって御神仏より頂く事が出来ます。しかし、自分の得分に対して、常に同じ間隔・同じ量の功徳が頂ける訳ではなく、御神仏の判断により、時期(現世、来世)や量、その他が決定されます。同じ現世であっても、早い時期、死ぬ直前など様々ですが、必ず頂ける事は確かです。功徳の主な決定方法は、前世の業(行い)、先祖供養、現世の行い、心の状態などにより決定されます。

Q.御真言の持つ意味は何ですか?

A.
真言は、その御神仏をお呼びし、「あなた様に帰依(絶対的信仰心)致します。」と言っています。従って、帰依を継続しないと御神仏に対して嘘を言った事になります。

Q.お経は、何故読むのですか?

A.
仏教的な教えを流暢に話す為の台本のような物です。それと、受け継ぐべき言葉、教訓をまとめた物をお唱えする事により、自分の仏心を含め周りの先祖様など、その他の者に聞かせ、少しでも良い方向に向かわせる為でもあります。決して、御神仏の為に読んでいる訳ではありません。

Q.人の体は、どの様に考えれば良いのですか?

A.

人体は、御神仏からの借り物です。自分の所有物ではないので、自分勝手に臓器を提供したり、傷つけたり、自分で生命を絶つ自殺行為は絶対にしてはなりません。現世での苦しみから逃れる為に自殺すると、あの世で今の苦しみの五倍以上の苦悩を与えられます。何故ならば、人間は生を受けて死を迎える迄に様々な行をしなければならないのに、その義務を怠った事になるからです。自分の体の能力を怠ける事なく、十分に使い身心共に清浄になり、御神仏にお返ししたいものです。

Q.人間は、何をしにこの世に生まれて来たのですか?

A.
解脱に近づく為の修行をしに来たのです。人間のしないといけない事は、二度目の誕生である正しい信仰を持つ事です。聖法院の主旨である日々の礼拝、先祖供養、人との和合、親子の理解、布施の心を持ち続け、少しでも自分の業を取り去る事です。

Q.人を導かないといけないのは、どうしてですか?

A.

人間は、生を受けてから死ぬ迄に、前世での悪業や罪障、悪因縁を少なくしなければなりません。その為に正しい信仰により、身心共に清浄にして行く義務を果たす事です。その最高の行為として、正しい信仰を一人でも多くの人々に伝えなければならないからです。

Q.どうして布施をするのですか?

A.
布施とは、日々頂いている功徳を命の次に大切なお金により、少しでもお返しをするものです。お金ではなく形は変わるが、人を導くのも布施の一つです。このように、御神仏に対する帰依の心を形に表す行為が布施なのです。

Q.神棚や仏壇を実家(本家)で祀っていますが、私たちも必要ですか?

A.
出来るだけお祀りした方が良いです。供養する人に功徳がありますので必要です。神棚や仏壇は、日々礼拝しないと何の意味もありません。

Q.仏壇の正しい祀り方は、どのようにすれば良いですか?

A.
東か南向きの静かな所に置いてください。また、常に清潔にしてください。神棚と同じ部屋に置く場合は、仏壇を向かって左側に置いてください。四十九日以降は、先祖様の写真を置かないでください。その他の詳しい事は、ご相談でお尋ね下さい。

Q.仏花は、仏壇の両側一対でないといけないのですか?

A.
年忌、命日、盆、彼岸などは一対の方が良いですが、その他は片方で結構です。

Q.仏壇の祀り方は宗派によって違いがあるのですか?

A.
少しずつ違っていますが、本尊様の掛け軸以外は問題ありません。

Q.神棚の上に天、仏壇の上に雲という字を貼るのはなぜですか?

A.
神棚、仏壇の上に建物等がある場合にそれぞれの字を貼ります。仏壇の上に雲だけしか物はないと言う仮定により雲の字を貼ります。雲の上には天があるので、神棚の上には天の字を貼ります。

Q.線香はなぜ三本立てるのですか?宗派によって違いますか?

A.
仏、法、僧の三宝に対する帰依を表すと同時に、人間の煩悩の根本である三毒、貪(むさぼり)瞋(いかり)癡(ねたみ)を表しています。宗派による違いは、無いはずです。 

Q.金(打ち鳴らし)の意味と鳴らす回数は?

A.
最初と最後に二回、途中、真言やお経の区切りで一回鳴らします。魔除けと自分の持っている仏心を目覚めさせる為に鳴らします。

Q.神棚、仏壇にある電気の灯明を消さないのは何故ですか?

A.
魔除けのためと、御神仏やご先祖様は明るい所を好むので、消さない方が良いのです。

Q.神棚、仏壇の上下に物を置いても良いのですか?または、置いても良い物はありますか?

A.
テレビ、ステレオなど音のでる物、亡くなった人の写真は絶対にいけないです。下には、御神仏関係の物(念珠等)なら置いても結構です。

Q.毎日朝晩、仏壇の前で供養していますが、それだけで良いのですか?

A.
僧侶の行う供養と在家の人たちの行う供養の功力とは全然違うので、両方がするのが一番良い事です。月に一度は聖法院で供養しましょう。

Q.仏壇やお墓の念入れをするのと、しないのとではどの様な差があるのですか?

A.
念入れは、仏壇、墓のカギを渡すことであり、念抜きは避難の警告です。念入れをしないお墓や仏壇は、カギのない家と同じです。ご先祖様はカギを渡されていないので、入る事が出来ません。念抜きをしないと、ご先祖様に一時避難する事が伝わっておらず、そのまま捨てられたり、粗末に扱ったりすると、障りがきます。

Q.合掌の形はどのようなものですか?その時の右手、左手の意味はどういうものですか?

A.
両手の指を互いの指の間に入れる金剛合掌をします。右の手は御神仏を表し、左の手は我々衆生を表します。その両手を合わす事により御神仏と我々が一体となり、助けて頂く意味です。

Q.念珠の持ち方はどうするのですか?

A.
立っている時は2匝(二連)にし、左手の人差し指に掛ける。座っている時、拝む時は1匝にし、左腕に掛ける。置く時は3匝にします。

Q.念珠の持つ意味はどういうものですか?

A.
最初は数を数える為であり、魔除けでもあります。また、百八の煩悩を常に認める意味も持っています。

Q.念珠には種類(用途別)があるのですか?

A.
御神仏の祈願用とご先祖様の供養用に分けておいて下さい。出来たら他人のご葬儀用にも小さい物を別にお持ち下さい。

Q.古くなったお札やお守りの処理方法はどうすればよいのですか?

A.
聖法院に持って来て頂き、本堂の入口脇にある納箱へ御守護して頂いたことへの感謝をしてから入れて下さい。特に心配であれば、ご相談いただければ、念抜きをします。お札やお守りは、一年毎に交換です。

Q.木札と紙札との違いは何ですか?また、祀る場所も違うのですか?

A.
木札は、毎日の礼拝用です。紙札は、悪い部屋に貼ったり、病人のシーツの下に敷いたりする(その時は事前にその事をお札に願う事)ので、毎日は拝まなくてもかまいません。

Q.お札を頂いたのですが、お仏壇の中にお祀りしても良いのですか?

A.
先祖供養の為のお札以外は仏壇には入れてはいけません。

Q.護摩札と祈願札は違いがあるのですか?

A.
護摩札は、護摩の火で焚き上げる事により諸願成就を願うものです。祈願札は、念が入っているので、各家でお祀りし礼拝します。祈願札は、一年が経てば交換をします。

Q.御神水は、どの様な病気、怪我などに効くのですか?

A.
湿布に使う以外は内科系の病気に効果があります。しかし、御神水を頂く人が信仰心を持ち自分自身も拝まないと、効き目は薄いものとなってしまいます。

Q.聖法院に有る護摩の灰の効用はどういうものですか?

A.
体の表面に起きた傷害、歯痛、捻挫などに特に効果があります。発熱、胃痛等の時も、良くお願いする心があれば効果があります。

Q.地相とか家相の善し悪しは本当にあるのですか?

A.
あります。池や川の埋立地、古戦場、以前の持ち主の執着の強い場所、自殺のあった所、形なども関係します。家相は、形、方向、水周りの位置が特に重要です。詳細は、ご相談下さい。

Q.浄魂法(じょうこんほう)とは、どういうものですか?

A.

あなたの人生は思い通りになっていますか?真面目に暮らし仕事にも精を出し日々努力している人間が、何故思い通りの人生を送る事が出来ないのか?例えば、電球に埃を被っていると能力よりも低下した光しか出す事が出来ない様に、人間の魂も色々な悪因縁や悪業という名の埃によって光が鈍くなっているのです。

日々自分の身体を洗う様に自分自身の魂の周辺を浄化しなければ、物事は成就しにくいのです。人間の魂は本来、清らかなものです。問題は、その清らかな魂を汚している悪玉です。この悪玉をやっつける「法」、これが平成七年十一月に御神仏から直接御指導を受け、授けて頂いた「浄魂法」です。これを修する事によって、人間本来の美しく清らかな魂に立ち戻る事が出来ます。その後に御神仏のありがたい浄光を受けると、人それぞれの能力を発揮する事が出来、良い人生を送れる事になるのです。

しかし、人それぞれ姿、形が異なる様に因縁の深さは違います。何故か?現世や過去世に於いて自分の行って来た行為による業や因縁、ご先祖様からの因縁、自分の住んでいる土地の因縁等によるからです。この様に、我々の大切な人生を肉眼で見たり、身体で感じたりする事の出来ない何者かによって邪魔されているのです。

浄魂法を修する事によって、これらの悪玉が薄紙をはがすが如く、少しずつ本来の魂へ蘇り、御神仏のありがたいお光りを直接頂き、思い通りの人生に近づいて頂く事を心から願っております。(お申し込みは、聖法院の受付まで直接お越し下さい。)