先祖に関する質問(2019年8月)

今月はお盆の月なので先祖様に因んだ質問にお答え致します。

質問(1)家族が亡くなった場合、やるべき一番大切なことは何ですか?
葬儀を大々的に行う、大きい仏壇を買う、墓を建てる等、人が亡くなると色々とやるべきことがありますが、経済的なこともあるので一番大切なことは?

答え葬儀はとても大事ですが、大々的に派手にする必要はありません。ただ、葬儀の大きさは、亡くなられた方の社会的地位などにより決めます。最近は普通の家庭では家族葬にする場合が多くなっています。重要なことは葬儀の大きさではなく、各家庭の宗派に基づいた正しい戒名をつけ、引導をしっかりと渡すこと、それが何よりも大事です。仏壇も家庭に合う大きさで決める。立派な仏壇を買っても正しく拝まなければ先祖は成仏しません。仏壇を購入した場合、必ず掛け軸に念入れをすること。念入れをしなければ、御本尊様はお越しになりません。従って先祖にも通じず、供養の意味がありません。お墓は家の跡継ぎが居ない場合は不要です。建てても無縁墓になり先祖に不安を与えるだけです。

質問(2)御先祖様の戒名が何霊か抜けているのですが、そのままでも差し支えないですか?

答え戒名が無いままだと成仏するのが百年から二百年遅れます。一人ずつでも良いですから、戒名を付ける必要があります。この世に生まれた時は親から名前を付けて貰います。名前がないと社会に全く通じません。それと同様に、死ぬとは、この世からあの世に生まれ変わるわけですから、名前が無いとあの世に通じません。例え戒名があったとしても、宗派の違う戒名だと閻魔大王様に受付してもらえず、差し戻しの部屋に戻されます。その結果、子孫が気付く迄、永遠に暗い所でさ迷うことになります。聖法院では各宗派の正しい戒名を付けて引導をお渡ししますので必ずお申し込み下さい。亡くなって百年も経っているのだから、戒名は付けずに先祖代々でいいだろう、と思われている方もいますが、百年経って戒名が無ければ成仏が数百年遅れます。気付いた時がご縁ですし、気付いた人が戒名を付けることが、この世での自分の役目です。これらをきちんとすることで、様々な障りから守っていただけます。御先祖様の為だけではなく、自分達の為でもあります。

質問(3)納骨は、いつごろが正しいですか?また散骨についても教えて下さい。

答え遺骨は骨を分けて保管する「分骨」を絶対にしないこと。お釈迦様の如く解脱された方以外は分骨してはいけません。障りの原因になります。納骨は個人の意思により違いますが、遅くても3回忌までには納骨をした方が良いでしょう。お墓がある場合はお墓に納骨。墓を建てる予定がある場合は3回忌までに建てて納骨。建てる予定のない方は納骨するお寺を決める。その時、ロッカー式の納骨堂は絶対に避けること。必ず遺骨は土にかえることが出来る場所にする。入れ物が金属の物ではいつまで経っても、遺骨は自然にかえることが出来ません。本来肉体は如来様からの借り物であり、自分自身の物ではないので、どこか分からなくなるような海や山などへ勝手に散骨はするべきではなく、自然にかえる土のある墓や寺に納めなければなりません。

合掌